紀伊半島 御浜町 丸山 (216m) 2101年12月30日

所要時間 10:24 車道−−10:30 果樹園終点−−10:41 稜線−−10:50 丸山 10:53 −−11:02 稜線を外れる−−11:07 果樹園終点−−11:11 車道

概要
山頂東側の果樹園から登る。南鞍部まで植林が続き稜線上は下草の無い歩きやすい自然林。山頂は樹林帯で展望無し。今シリーズの山で唯一山頂標識が存在しない山だった。山名事典では216m峰を山頂としているが地元では218.9m峰を山頂としているのかも



 丸山は御浜町阿田和に近い場所に位置し、比較的海に近い場所にある。小さな沢を挟んで東の浅間山と対峙しており、登るとしたら浅間山への足を考えて東側から登るのが適当と考えた。沢付近の緩傾斜地は果樹園マークが広がっており、ここを突っ切って登ることになるが、かんきつ類だとこの時期は実がなっておるはずで、あらぬ疑いをかけられないかが心配であった。

丸山東側の果樹園 果樹園の作業道を登る
果樹園と斜面の境界を進む 果樹園最奥から斜面に入る

 大烏帽子山を登り終えて丸山東側の車道へと進む。地形図と実際の地形を照合しながら進んで、山頂から東に延びる尾根に一番近そうな位置に車を止めた。この尾根の北側には住宅が見えているが、車を置ける場所があるかどうかわからないので車で入るのは止めておく。予想通り斜面は果樹園であり作業道が上がっているのでそれを使わせてもらう。尾根に取り付いてもいいが果樹園が最も奥まで続いた谷の方がいい道で距離を稼げるので果樹園の道をそのまま進み、最高点で電気柵を乗り越えて杉植林帯に入った。

杉の植林帯を登る 尾根に出る。藪無し

 ここは幸いにしてシダ籔は無く、間伐した木が放置されてやや歩きにくいが籔があるよりかなりマシだ。このまま植林帯を適当に登って稜線を目指す。もしかしたら稜線には道があるかもしれないと思ったが、上に出ると籔は皆無の照葉樹林だが道のような筋は見えられなかった。さっきの大烏帽子山とは待遇が違うなぁ。

ここだけシダが現れる 肩を越える

 GPSで残距離を見ると山頂は北西方向だ。ということはここは南東鞍部か。この尾根は少し植林が混じるがほぼ照葉樹林が続く。一部だけシダが登場するが距離は短いし密度も低く、問題にならなかった。周囲に目印は見られず、ほとんど歩く人はいないようだ。

ちょっとしたジャングル風 丸山山頂。展望なし

 高密度の照葉樹林を登りきったところが丸山山頂であった。地形図では216標高点峰と218.9m三角点峰の中間に丸山と書かれてどちらが山頂なのか不明確だが、山名事典では216m峰の緯度経度を採用しているので今回もそちらを山頂とした。深い樹林で展望皆無、山頂標識も目印も皆無で人の気配が無い場所であった。

下山時、果樹園に出たところ 丸山を振り返る

 下山も同一ルートを戻る。

 

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